お子さんのダイエットに取り組むことになった時、「おやつをどうするか」という問題が出てくるかと思います。
ですが、普段からよくお菓子を食べていた子に対し、ダイエットを始めたからといきなり「お菓子禁止令」を出すのは、かえってストレスを溜めてしまいかねません。
まずは、体を慣らしていくことから始めてください。
少しずつ適量に調整していく
いきなり「ダイエット始めるから、今日から食べちゃダメ!」というのでは、お子さんの体が慣れないうちは激しい空腹感に襲われたり、我慢できずにドカ食いの原因を作ってしまったりと、良いことはありません。
3食の食事との兼ね合いを見ながら、1日に食べていいおやつの量を少しずつ調整していきましょう。
ダイエット中におすすめのおやつは?
おやつとして与えるものは、低カロリーで低脂質なものを選びましょう。チョコレートやスナック菓子などは高カロリーで高脂質なものが多いので、できるだけ避けてください。
子供向けのダイエットおやつとしては、甘いものなら「果物」「ヨーグルト」、腹持ちが気になる場合は「おからクッキー」や、噛みごたえのある「スルメイカ」「干し芋」などもよいでしょう。しっかり噛んで時間をかけて食べるとより効果的です。
寒天や豆乳を使った手作りお菓子なども、きっと喜んでくれますので、ぜひ作ってみてください。
また、「こんにゃくゼリー」も、ダイエット中のおやつとしては定番ですが、お子さんが喉に詰まらせないように細かく切るか、クラッシュタイプにするなどの工夫をしましょう。
「やらされてる感」をなくす工夫を
食生活を親に管理されているお子さんとしては、ダイエットを「やらされてる感」が出てしまわないようにする工夫がいります。
特におやつは、1日の中の楽しみになっている子は多いです。空腹になる時間を減らしつつ、心身にストレスをかけないようにしてあげるのがコツです。