小学生低学年の子が行うダイエットは、「ダイエット」している意識を持たせないのがコツです。
強制的にやらせてしまうのは、子どもにとってはただのツラい時間になるだけです。
日常の生活の中で、“楽しく”体を動かせる機会を設け、運動不足を解消しつつ、これを習慣化するのが一番です。
「家のお手伝い」で体を動かす習慣
家事は、立ちっぱなしで長時間かかることもあれば、常に動いていることもあり、実際にやっているお父さん、お母さんならわかると思いますが、意外と体力を使っています。
これを「家のお手伝い」として、ちょっとした雑巾がけや洗濯物を干すのをお子さんに手伝ってもらうだけでも、カロリー消費にはもってこいです。
また、ダイエットの必要がないときでも、肥満予防策としての役割のほかに、親子のコミュニケーションとしても有効ですので、ぜひ取り入れていただきたいところです。
習い事にスポーツを入れる
昔の子どもは、学校から帰ったら、ランドセルを下ろしてすぐに外へ飛び出していく子が多かったそうですが、今はなかなかそうもいかない社会事情など、遊びの中で体を動かすチャンスを失っている現状があります。
そのための解消として、地域のスイミングスクールや、サッカー、野球のようなスポーツクラブへの参加も、お子さんが楽しめるものであれば、とても有効な方法です。
習い事とまではいかなくても、1日のどこかで親子でなわとびなど身近な方法で運動する時間を作るのもよいでしょう。
ダイエットしていることを意識させない!
繰り返しますが、お子さんに「ダイエットをしている」ことを意識させない、日常の中で楽しく過ごして肥満にさせない工夫は、お子さんの健康を守るために必要なことです。
肥満予防も含め、お子さんの運動不足には充分に気をつけてあげてください。
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